「隷属なき道」を読んで

タケアキ(@takeakikato)です

今日は最近読んだ本について書きます

今回読んだ本はこれ

本の紹介

・隷属なき道

〜AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働〜

ルドガー・プレグマン(著)

2017年5月20日発行(電子書籍版)

著者の紹介

ルトガープレグマン

[photo by NL in Japan]

1988年生まれ、オランダ出身の歴史家、ジャーナリスト。ユトレヒト大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で歴史学を専攻。これまでに歴史、哲学、経済に関する4冊の著書を出版。その一つ「進歩の歴史」は2013年の最高のノンフィクション作品として表彰されている。

内容

・「過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?

→この問いかけとそれに対する答えがこの本の大きなテーマ

・人類は新たな「ユートピア」を見つけるべきタイミングに来ている

・アパルトヘイトや奴隷制、女性の参政権などかつては実現不可能な「ユートピア」だと思われていたことが次々と実現されてきている。

・今こそ新しいユートピアである「ベーシックインカム」を導入すべき

・物的支援よりもお金を渡すことが貧困を救う有効な手段だと証明されている

・AIが既存の仕事を奪っていく。人間は労働時間を短縮して余暇の時間を作るべき

・移民の受け入れなど国境をなくすことが世界の富を増大させる

感想

まず筆者が若いことにびっくり。29歳なのか本当に

そして内容は最高

ベーシックインカムや労働時間短縮の必要性を過去の事例や社会実験の結果から証明している点はもちろんの事、筆者からのメッセージをバンバン感じる

大好きな文章がいくつかあったんだけど例えば

〜そして2つめのアドバイスは図太くなることだ。人が語る常識に流されてはいけない。世界を変えたいのであれば、わたしたちは非現実的で、無分別で、とんでもない存在になる必要がある。思い出そう、かつて奴隷制度の廃止、女性の選挙権、同性婚の容認を求めた人々が狂人と見なされていたことを。だがそれは、彼らが正しかったことを歴史が証明するまでの話だった。

『終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること』より

胸が熱くなる言葉だ

ちなみに第10章のタイトルは

「真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます」である

まさに眼が覚めるような言葉を本の終わりの方に畳み掛けてくる。

ベーシックインカムという実現がかなり難しそうな政策も「実現可能である」と確信して、なおかつそれを忍耐強く胸に抱き続ける勇気ある思想家が必要とのこと

同世代の文章の説得力、メッセージにかなり感動しました

ぜひ読んでみてください。

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